半シュウクリームといちご


朝6時です、室温19度、外は雨か。みーちゃんのいない生活、もちろんすぐに離れない。ただ、家族でのコミュニケーションはちょい増しした気がする。昨日は父がまだちょっと微熱ありという感じでパジャマで過ごしていた。私はというと、またオリーブオイルが値上げなの?!と慌ててスーパーに買い物に行った。母も色々と出掛けていた。お昼ご飯は挽肉消費の為オムレツでいいかな?などと思っていたら、母がまい泉ヒレかつを買ってきてくれた。「まい泉だ〜〜」と舞い上がる。サクッと温めて食べる。う〜ん、美味しい。母も「柔らかい」と言って食べていた。うん、なるほど、柔らかいな。なるほどな。父は寝たり起きたりで微妙に食卓に着く時間が私たちとずれていた。でもモリモリ食べていた。モリモリ食べたあと、黒糖ロールを2個とシュークリーム半分といちごも食べ、また眠りについていた。そう、カルヴァのやつ、父だけずっと食べてなかったのだ。もちろん賞味期限は過ぎている。私も半分貰って苺添えて食べた。母は出先から帰ってくると「ただいま!!みーちゃん…は居ないんだった」と言いながら部屋に入って行っていた。私も何となくみーちゃんがくつろいでいた場所を目で追う感じだった。で、ふと思ったのだが、みーちゃんに最後に声を変える言葉って「ありがとう」だったんだなぁと。「ウチに来てくれてありがとう。ウチに居てくれてありがとう」と。そしてそれは死に行く人全てに言えるのか。っていうか、別れの言葉なのか。うん、言いそびれました。