鰻丼 並(いいんですよ、美味しかったから)

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人と接するのって、難しい?

母に進言をすると心底うるさがられる。難しい。

 

室温9度、湿度64%。寒い朝です。昨日は母の誕生日を祝うべく鰻屋さんに行った。1年ぶりのくりはらです。鰻丼の並。お吸い物の蓋を取るのに悪戦苦闘。お椀の端をグッと握って?蓋を開けると言うのを初めて知りました。これからはもう、大丈夫。で、うなぎ!おや?小さい?って言うか、ご飯部分の露出が多い。父のどんぶりを見てもそんなことはない。母のも然り。そう、尻尾の部分だわな。や、いいんですよ。いいんですよ。両親に大きな身の部分がいったのでいいんです。が、しかし、もやる(笑)ご飯との配分を考えてできるだけうなぎを食べないようにしていたのだが、うまくいかない。奈良漬とご飯で〆るかたちに。でも、うん。美味しかった。ただ、残念なのは母にはご飯が固かったらしい。(もちろん、私にはちょうど良い)母はご飯がいただけないと言っていたが、いただけないのは入れ歯の母なのである。毎年恒例の母の誕生日=うなぎ、というのは今年で終わりかもしれない。や、このことは忘れてまた来年もいくかも?どっちだろう。でもまぁ、健康で長生きしてほしいものだ。

 

『鰻丼 並(いいんですよ、美味しかったから)』

そう、諄いようですが、いいんですよ。うなぎにこんなにばらつきがあるなんて、と思ったが、思い出したのです。仕事場で鰻の出前を頼んだ時のことを。社長は特別なやつなので置いといて、社長妻と私の分は通常並です(その後、値上げ云々でウナ玉重に移行しましたが)必ず蓋を開けて中身のチェックをして、鰻の大きい方を社長妻に配るのです。あの時は、鰻に差なんてあるはず(つけるはず)がないでしょうよ、お店だって。って思ってました。や、そんなことはなかった。そんな事を思い出しながら懐かしみつつ、母の米寿を祝いましたよ。因みに、メニューの写真は尻尾部分なのです。こっちがスタンダードなのか?