菓子パン


朝7時です、室温8度。まぁこんなものよな。昨日は三が日も明け一応平日、だが我が家は代わり映えはない。朝イチで前の日の夜の鴨鍋をお雑煮仕立てにしていた母をやり過ごす。私も食べようとするとやたら味が濃いではないか、「味足した?」と聞くと「残ってたつゆの素を全部入れた!」との返事。「濃すぎるよ?病気になるレベルだよ?倍の濃さだよ?」と言って口をつぐんだ。本当ならばもっと、もっともっと、ネチネチ、ネチネチネチネチ言いたいのだ。でもい言ったところで母には響かない。私も言ってしまったと後悔が押し寄せる。なので口をつぐんだ。まぁ母は風邪気味ってのもあったのかな?や、でも性格か、余ったつゆの素を使い切りたかったのだろう。時間差で父も起きてきたが、父はトーストを焼いていた。常備菜のおかずを出して、毎朝食べる納豆も出す。母はいそいそと病院に行った。私はゆっくり朝ごはんを食べる父をチラ見しながら台所を片付ける。納豆が終わったらヨーグルトを出すのだ、そして最後に薬。薬は最初から机の上に置いておくと我先にと飲んでしまうので、食べ終わったのを確認して出してあげるのだ。そうやって見守っていると玄関の方からカチャカチャと聞こえてくる、音が迫ってくる。ペーちゃん!そう、妹の犬だ。妹が1人で犬の散歩をするのはめんどくさいので私と父を誘って黄門様御一行の如く練り歩こうと言う算段でやってきたのだ。うむ、父との1日1タスク、クリア。犬は家の中でクンクンしまくっている。みーちゃんのそばに行ってクンクン、クンクンクンクン。あまりのしつこさにみーちゃんはグルルル…と唸り始め、それでも怯まない犬、そのうち唸り声がウーーに変わり、ハァーッという威嚇に。それでもウロウロクンクン。そして猫パンチを喰らい、キャインキャインと鳴く。悲鳴を上げながらそれでもつきまとおうとする犬の姿に切なさを感じましたよ。お昼ご飯は母が買ってきた菓子パンと去年作った牡蠣シチュー。う〜ん、寝かせると牡蠣の風味が効いていて美味しい。そして風邪気味の母に加えて父も鼻がぐずぐずいってきたので、鼻セレブを買った。どうなんだろう、風邪は私まで伸びてくるのか?阻止したい。で、晩ご飯は鴨鍋にうどんを投入した。もちろん水で薄めました。