缶入りクッキー、清水白桃のプリン



朝6時半です、室温25度、まだ雨が降っています。玄関にウイキョウの花を生けてあるのだが夜の間締め切った空間に色濃い香りが漂う。私の足の甲は、キズパワーパッドから液が漏れていた、2日目にして張り替え。足首に近い位置なので微妙に引き攣る。肘膝用のほうがよかったのか?昨日は雨が降るかな〜?降らないかな〜という感じの天気だった。スマホの雲の動きを何回も確認しつつ空を見上げて父と散歩に行った。葛の花が咲いているが、結構伐採されているのでちょろっとだけだ。小一時間歩いて帰ってきて早めのお昼ご飯にした。チーズトーストと常備菜。後片付けをした後に買い物に行こうと父に伝え準備をし、父は玄関に向かう。ん!父が座っていた椅子の座席に茶色いシミが!臭い!あ、今トイレに入った!という事で私もシャワーの用意と洗濯に取り掛かれる準備、座席の飛び火度のチェックなどをした。トイレから出た父はそのまましれ〜っと靴を履いて出かけようとしている。「あ!待って待って!いく前にシャワーとか浴びて、ズボンとか着替えたほうがいいよ〜」と声を掛ける。「なんで?!」と父。あ、”小”だったのか?気付いてないのか?と思い「ん、漏らしちゃってるみたいよ?」と言った。「漏らすって…何を?」と父「うんち」と初めてダイレクトな言葉を使った。父はそんなはずはない、とお尻を触りながら「漏れてないよ」と言う。「だって、椅子に茶色いのとかついてたし、中に入って着替えたほうがいいよ」と提案。父は靴を脱ぎ台所に入りズボンを脱ぐ。凝視して絶句。ステテコも脱ぐ、「なんじゃこりゃ!」と。「出てるのわかんなかった?お腹は痛くない?」と声をかける。「お腹は痛くない」と父。「じゃ、いいじゃん!洗濯は私がするから、とりあえずシャワーで体をきれいにしたら?」とお風呂場へ誘導。それにしても、漏れても気づかないってやつか、間に合わないとかじゃないんだな。一通りよ洗いをして、つけ置き状態までにまでする。台所に行くと父がクッキーを食べていた。ふ〜む、お腹の調子が悪いという実感はないから固形物を食べるのか。着替えた側から第2弾が始まると辛い、しかも天気も悪い。そんなことを思いながら一緒に買い物に行った。そして無事第2弾が勃発することなく帰ってきた。父は母が買ったクッキーを1人で全部食べる勢いだったので、新しい缶クッキーを買った。買った後よくみるとマレーシア産と書いてあった。で、母がこの缶クッキーを見て「安物のクッキーじゃろ!ママは食べんよ?バターがしつこい!安物のバター!」とこき下ろす。や、確かに安いクッキーだよ?でもさ、そんなに言わなくてもいいじゃん?こっちは父と「美味しいね〜」などと言いながらほっこり食べてるんだからさ。とちょっとムッとしたりした。で、父、私がキズパワーパッドの張り替えとかで自分の部屋に入っている間にゴソゴソと何かしている。台所に戻ってみると、ヤスリとアーミーナイフが置いてある。そして何かを口に入れた。「何してんの?」と聞くと「ヤスリで削ってた」と。「何を?」と聞くと「歯」と。ヒーーーーー!そのヤスリってものすごく汚い感じのものだ。で、入れ歯を削ってたというではないか。ヤスリに粉がついてるよ。止めるようにいうと「もう、大丈夫!!なんともない!!」と言いながら歯をカチカチ鳴らす。そういう問題じゃない、と、一応自分で削るのダメ、削った表面から雑菌が入る、などと説明していたら、母も参戦して、あーだこーだ言っていたら父もキレた「俺のことは俺が決めてやるんだから!!」と。で、どうやら父的には入れ歯の黒ずみが気になっていてそれをこそげ落としたかったみたいだ。うん、それな、私も気にはなっていたよ…父なりに考えての行動なんだわな。そのごは、父がトイレに行ってそこで「シューーーッ!!!」という音が何度も聞こえ、何事?と思い覗くとドアの蝶番のところからだらりと液が滴り落ちていた。「ギーギー音がするから油を刺したんじゃ」と。目の前には殺虫剤がずらり並ぶ。「え?どれ?どれ使ったん?」と聞くと奥からちゃんとクレ55を出した。うん、ちゃんとわかっているのね。「俺が向きを間違えて吹いたからいっぱいついた」と自己報告。「じゃ、ティッシュで拭こうか!ティッシュティッシュ」と言いながら2人で油を拭き取る「油がかかったところが艶やかになってきれいになったね、伸ばしちゃえーー」と言いながら拭く。1日はあっという間に過ぎ去る。晩ご飯は秋刀魚の蒲焼き(レンチン)と常備菜。おやつは母に貶されたマレーシア産の缶クッキーと清水白桃のプリン。