ガレット(キャラメル)/ラ・メール・プラール

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人と接するのって、むずかしい?
相手の不機嫌をどう交わすか…か。

朝ですね。室温26度。もはや外からは冷たい風だ。熱々のミルクティがおいしい。
昨日、出しっぱなしにしたクッキーは…湿気てふにゃふにゃだ。抜かりました。
あぁ、あの日の後半。
社長が宥めても一瞬にっこりして「何ともないです」と言い、ツンとして横を向く社長妻。
それがなんともない態度かよ。かまってちゃんオーラ出まくりじゃん。めんどくせー。
でこの時の席次。社長、私、社長妻のコの字型。ま、社長と社長妻は向かい合ってるわけだ。
散々そっぽ向いて「べつに」をやった社長妻、もうね、沢尻エリカかよって思った。
が、今度は一変したのだ。「だってぇ~~ダーリンのそばじゃないからさみしい~」と。
そんな事を言われて社長も頬が緩みますよ。で、私と社長妻、席を交代。
椅子をグググッと社長のそばに寄せて、おもむろないちゃつきを繰り広げてくれた。
うん。たぶんセクハラっていうか、パワハラのたぐいだと思う。見るに耐えれんから。
あのいちゃつきは…見る人(っていうか私?)を不快にする為のものではないか?
「ダーリンダーリンダーリン」と連呼する社長妻。
うん。飯が不味くなる。っていうか、すでに味は無かったですけどね。
ただ、社長妻のワインはここからは私が飲み干させていただきましたよ。
彼女は「ダーリンと半分こ♡」とはにかんでますから。
で、社長がトイレ、と席を立った隙に思わず言っちゃいました、社長妻に。
「いったい、何やってんですか?どういうつもりなんですか?いい加減にして下さい」って。
返ってきた言葉に唖然とした。それこそ「べつに?」って返してくれた方が自然だわ。ホント。
「これはね…演技なのっ」って。はぁ~~~~~~?ですよ。
「こうゆぅ風にしたらダーリンすごく喜ぶの」って、角材でどたま殴られた衝撃です。
「だから、気にしないで。別にホントに怒ってる訳じゃないのよ」すました顔でおっしゃる。
「私を信じて」って。何じゃそりゃ。
この場合、社長妻が怒ってようと怒ってなかろうと関係ないんです。
怒ってる風を装って(や、ホントに怒ってたとしても)不快感をあたえるというのが問題なのですよ。
なので、私を信じて、等と言われても、アホか死にさらせ、な訳でして。
まぁ、1人カッカとしてしまった訳だ。なぜか勝ち誇った女王のように彼女は君臨していた。
ん?社長はもちろん、骨抜き状態です。

ま、この後、ホテルに戻り眠れぬ夜を過ごした訳だが。
今考えると私の敗因は「人の金の食事の時に楽しもうとした事」だわな。だから、腹が立ったのだ。
アレをちゃんと仕事だと割り切っていれば全然違う方向に向かってたであろう。
そう、有吉の名言集を読んでさえいれば…

まぁ後に社長妻は「実は不満に思っていた」と認めた。そして1年以上経って「実はとっても不満だった」と思い出した。という事になるんだわな。っていうか、この行動、素でやられたらホンマ恐いわ。
ただ、この彼女の不満、ワインだけじゃなくてやっぱ、私がそこに居た事なんだろうなぁ。っていうか、もしかしたら社長の方が上手で、私は噛ませ犬にされたのか?ドラマチックなお二人の演出の為のさ。


おやつ

『ガレット(キャラメル)/ラ・メール・プラール』


冷蔵庫の中に放置して忘れてたクッキー。賞味期限過ぎてました。
が、おいしいおいしい。ポツポツとキャラメルが入っていておいしい。
ま、クッキーを食べるかという気にさせてくれるって事は涼しいって事なんだろうな。