西表島7■宴もたけなわ

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人と接するの、めんどくさい
いつも、1人じゃ、向上の限界がある
・・・・接したい(気弱な自分)
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宿のおじいが言う
「親戚が家を建てて、その新築祝いの会を今日するから、連れて行ってあげる」
「夕方には宿に戻ってきなさい」

ほ~~~~、なんとなく、ベトナム暴力宿屋と同じ匂いが・・・

宿のおじいがまた
「いのししの鍋をやるから・・・食べた事ないだろ?めずらしいだろ?」(もちろん沖縄便で)と

ん?刺身とチャンプルは前回食べたけど・・・だまっておこう・・・と思った


夕方、おじいと、もう1人おじい(そう、ここは「おじいとおじいの宿」)に連れられて
その、新築の家へ・・・・


甘かった・・・私の考えが、甘かったです。おじい達も、おじい達だよ・・・


陸の孤島、50名そこそこの集落、結束固いに決まってんじゃん?
そんなところに・・・のこのこと、よそ者が・・・(しかも準備段階から)
軒下に立ってると、おばはんが・・・・
「今日は、特別な日で関係者以外はちょっとね・・・」って
すっごく怪訝そうな顔で言われてしまった・・・・・

私はと言うと一瞬頭、真っ白・・・引いてしまったのだ
言葉が通じる分、感情も場の雰囲気も、モロ分かり(辛い)
もうね・・・帰りたい・・・宿へ・・って涙ぐんじゃいますよ?
おじいとおじいはどこよ~~~~???

この時、もっと前向きに
「こんにちは、私、宿のおじさんに連れてきてもらって、何かお手伝いしますよ!」
っくらい脳天気に言えれば良かった・・・・


まあ、この会はおそらく集落の人数分のお祝の弁当とお酒等を用意しているのだろう
けむたがられて、当然なのである

宿のおじいが来て、おばはんに言ってくれたよ、居てもいいでしょ?って


宴も始って、仕事が終わった村人達が集まってくる
三線をひくおじい、太鼓をたたく子供
みんな、酒が入ってくる
私の所にも、おじいがそっと持ってきてくれる
島の外から嫁に来たと言う「おかん」が気を使ってか話し掛けてくれる
浜で私を見たというおっさんが話し掛けてくれる
いのしし汁は・・・うまいぞ!
緊張もややほぐれてきた・・・・と思ったら

長老(だったかな?)が、私をさして
「おまえ!なんで、ここにいる!?」って・・・・・・あ~~~~~泣きそうだ

もう、集落民50人(来てない人もいるから35人くらい?)を前にして
自己紹介・・・・・・
もう・・・何を言ったかなんて憶えてませんって
ベトナムのバスの中での自己紹介とは、ぜんぜん・・・対極ですよ

無事、自己紹介もして、ほんと・・・・・うん、よかった

それにしても、みなさん、楽しそうでした。

私はって?・・・・・・・・・恐かった


でも、ホント良い経験です。

おじいとおじい、ありがとよ


04年4月船浮(西表島

写真は、アチコーコー(文章と関係ありません)できたてはうまいです