ベトナム2==謎の長老==

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人と接するの、めんどくさい
ほずが、人恋しくて、友達に電話する
が・・・しまった
話題がない・・・・お互いに話題がないよ・・・
『ごめん、話題なかったわ』
と言って、切ってしまった
何やってるんだ、私は・・・



ベトナム。ミトーからチャウドックへ

バスに乗る


ほらほら、トラブルだよ・・・

川を渡ったあたりから雲行きがあやしくなってきた

ケンカだ、ケンカ~~~運転手がバス代ふっかけてきやがった

ムカツイテ大声で怒鳴る(しかも岡山便で)

このケンカ、私1人対バス乗客全員(ベトナム人)になってしまった

途中で降ろされてしまったよ、まったくもって、ここがどこか分かんない

田舎道、両脇は畑か?一本道が永遠と続く・・・・・

戻るべきか、進むべきか・・・・・


茶屋発見。来い来いと手招きするので、そのまま入って行った

はいいのだが・・なんか、人がどんどん集まってきた

老若男女、30人は集まった

田舎の畑の中の茶屋、当然、ベトナム語しか通じない

飲み物も頼まず、今の状況を伝えようとする私(相変わらず、せこいな)

辞書の『迷う』と言う所を指差す(過去形は乗ってないんだよ)

私の心は『この中の1人くらい泊めてくんないかな?』なので

辞書の『泊まる』も指差してみた

『迷う』『泊まる』じゃ、わかんないよな・・・ホント

30人の老若男女が、かわるがわる辞書をのぞいては入れ代わる

そのうち1人の若者がジュースをおごってくれる、が、あいかわらず、どうにもならない


そんなこんなで、長老らしき人の登場になってしまった

なんだか、この長老は日本語(漢字)が分かるらしい・・・

私のノートになにやら書こうとしている・・・

もうね、みんなが、片唾を呑んで見守ってるよ

私だって『ごっくん』


その長老・・・自信たっぷりに・・・・・

『日っ・・・・・・・本っ・・・・・』って・・・・・・

ええええっ!!!!

ノートには漢字でニッポン!!!!って

長老、うなづいちゃって・・・・『グイニャッ・・・グイニャッ(たしか、日本人)』って言ってる

回りの老若男女30人はいっせいに、拍手っ!!!!!!!

ええええええぇぇぇぇぇっっっっ!!!!!!!それだけ???

ってゆうか、『日本』ていう字が書ける・・・・ということね・・・


何の解決にも・・ならん

時間は過ぎて行く・・・・・今日の宿・・・・どうなるよ?



96年10月の出来事/写真はミトー(メコンデルタ