ブランチュール


朝4時半です、室温7度、起きようと思えば起きれるんです、でも多分それはほんのちょっといつもより暖かいからであろう。昨日も寒い1日だった、父はすっかり間食(パンの耳トースト)ができるほど体力も気力も回復したみたいだ。台所で居眠りをしている姿もどことなく力強い、っていうか、ちょっと前の父は居眠りをしている姿も儚げだったのか、と振り返った。お昼ご飯はゆずうどん(冷凍)茹で卵を添える。買い物に行ったものの夕方まで散歩には行かなかった。父が居眠りをしている横で銀杏の皮むきをしていたのだ、これが地味に時間がかかる。銀杏ご飯を作ろうとしていたのだが、私1人だと薄皮は残っても平気だ、だが両親には許し難いらしくペリペリと剥がす。大方晩御飯の準備が終わってからほんの少しのお散歩に父を誘った。ちょこっとでも外を歩いたほうが良いということですんなり出かけてくれた。坂道を登ると父がヒューヒュー言っているではないか。えっと重い父を見ると口をとんがらして口笛のようにしている。「え?ヒューヒュー言ってるのって…それ?口笛?」って聞くと「うん」と答える、いやいや、なんか持っとこう…口先じゃなくって思っていると「あ〜〜喉」と答える父。喉かぁ…ほんと?肺じゃない?や、喉っていうか器官ってやつか?と思い「えらい?」と聞くと「それほどでもないけど…息が切れる」とのこと、まぁ坂道登ったからなぁ。でもいつもはヒューヒュー言ってなかったし…どうよ?と思いながら歩く、下り坂になるとヒューヒュー言わなくなった。ふむ。散歩道では誰に会うこともなかった、父は少し寂しげであったが「もっと歩く?」と聞くと「いや…帰る」と言って家に入った。晩ご飯はネギトロ丼、お正月に食べようと思っていたものの残りを解凍した。絹揚げも焼いた。お昼のうどんの残りにお豆腐を入れて汁物とした。おやつはブランチュール、うん、安定の美味しさよ。これは母も好きみたい。よかった。平和。