
朝6時です、室温18度、涼しい。昨日の朝、出稼ぎから家に戻ると台所に筍とイタドリが置いてあった。父が一昨日1人で散歩に行き採集してきたのだ。んー、その日のうちに処理できないのなら取ってこないでよ〜と思いつつまずは筍のアク抜きだ。私がいない間は母の指示のもと父はゴミ捨てやらお庭のお掃除やらお風呂洗いやら色々と頑張ったらしい。そして1人でお散歩にも行って充実した日を過ごしたみたいだ。で、昨日は午前中にとりあえず父と散歩に行った。目線を上にあげると藤の花や桐の花が満開ですわ。父に「こんなところに藤があったんだね〜」と言うと「あーー、そうじゃなぁ、筍ばかりに気を取られててわからんかった」と言っていた。地面ばっかり凝視して歩いていたのね。家に帰りあ昼ごはんにする。筍うどんだ。ついで言うと晩ご飯は筍の土佐煮と筍ご飯。ただ、いくら旬とはいえ食べ過ぎちゃうと体に悪い、って言うか老人たちがお腹を下したら‥トイレ合戦だ。や、それに加えて漏らしたりするともう、地獄絵図だわ。気をつけねば。午後は父と買い物へ行った後私は自分の部屋で仕事の作業報告やら経費のまとめをした。その好きに父は母専用のロールパンやらあんぱんを平らげていた。食い尽くし君ですか!とイラッとした。母の翌日の朝ごはんがなくなってしまったのだ。父は「じゃぁ、買いに行こう!」と張り切るが、いやいやこっちにも手順があるのだよ。夕方からはご飯の支度とかあるのだよ。父が1人で歩いて行くと言うのも案ではあるがとっても危険だ。多分、途中で目的を忘れてしまう。母に言うと「別にパンがなければご飯を食べれば良い」と臨機応変な言葉が返ってきた。でも暇な父は「でも買っといたほうがいい!」と出かけたがっていた。そんな父に母は「お庭に出している台の脚を鋸で短くしてほしい」と命じていた。様子を見に行ってみると父は目分量でノコを引いてるではないか。それって‥長さが不揃いになって台に乗った時にバランスが悪くなるやつだよね?と、メジャーで測って鉛筆で印をつけることを提案したが「でも、これでやってみる」と拒まれた。おやつは以前に母が買ってきていた昆布飴、ソフトキャンディってなぜか口に入れた瞬間噛んでしまう。や、噛めばいいんだろうけど、もはや私の歯はそれを許さないのだ。詰め物や差し歯が心配なわけだ。なので食べるときは舐めよう!と思いつつ口に入れるのだが、口に入れた瞬間もう忘れちゃってるんだわな。奥歯で2回ほど噛み締めた時に記憶が戻って、おっと!と言う感じになる。でもまぁ平気だった。でもって微かに甘い昆布味、懐かしい味だわ。ふと兵六餅を思い浮かべたが、こんな感じじゃなかったっけ?と。子供の頃はなぜ存在するのかわからなかったお菓子だ。当時もどちらかというとおじいさんが食べていた記憶なのだが、いやいや、入れ歯だし無理だよなぁ〜〜と、謎だ。