ロイスの生チョコ抹茶


朝7時前です、室温8度、雨。口の端が切れた、小さな不調が続く。昨日も雨が降ったり止んだりの1日でした。父は相変わらず朝から「今日はどこに行く?」と聞いてくる。や、かつては「今日はどこかに行く予定があったんだっけ?」だったんだ。昼間は街に行くことを告げ、昨日はどこに行ったか聞いてみた。「覚えとらん」という答えが返ってきた。その後は当てずっぽうに「玉野?」「牛窓?」と思いつく地名が出てくる。うん、実にふんわりしているんだな。神崎梅園の写真を見ながら「ほら、昨日の写真、綺麗だったよね〜」と話を進めると「ほんとじゃぁ〜、これは覚えとる‥見事じゃった〜」と話に乗ってくる。「ママも誘わんといけん、って話しょったぁ」と言うが、まぁそれはいつものことだもんな。うん正解よ。そんな話をしながら午前中は常備菜作りをして、お昼ご飯にする。尾道ラーメン。食べた後は父に身支度を促す、出かける間際にトイレに篭る父、うん、ここは急かしてはいけないところだ。急かして失敗などすると後が大変。トイレから出てくると辺りに不穏な臭いが漂う。父は素知らぬ顔で玄関で靴を履いている。私は父のお尻部分を凝視するのだが、如何せんうちの玄関は薄暗い、しかも父のパンツは黒なのだ、汚れが目立たない。この匂いは残り香なのか?だとすると、すごい破壊力だ。そんなことを思いながら父と歩くと臭いは薄くなっていった。一安心。一番街の通路のパネルが歴代の新幹線になっているのだが、昔のものは見覚えがあるが、途中からはさっぱり馴染みがない。東京ー岡山間を高速バスで移動していたんだなぁ、と改めて実感した。街中をぐるりと周り、家に帰る。晩ご飯は大根と豚肉と白滝の煮物、これは珍しく父が一番最初に自ら自分の取り皿によそっていた。うん、何も考えずによそったのであろう、白滝がガッツリ盛られていたよ。まるで白滝ラーメンかよ?ってな具合だった。おやつはロイスの生チョコ、母の好みに合わせて抹茶にしました。うんうん、皆さん満足気、平和。