紅はるかバームクーヘン


朝5時半です、室温23度、ほのかに暖かい。昨日父は散髪に行った。年をとると身だしなみは大切なんだなぁとしみじみ思う。母が付き添いで行き帰りにスーパーでお寿司とバウムクーヘンを買って帰ってきた。父と食品を置いて母も美容院へと向かった。なるほど、お昼ご飯はお寿司ね、ポテトサラダと常備菜を作っていたが、あとはお味噌汁だけ用意するとして、父と散歩に行くことにした。30分ほどの短い散歩の後、お味噌汁を作ってお昼ご飯にした。食休みをして、お掃除をする。お風呂の蓋が汚れているので洗った。こう言うのも日々やっていれば全然他愛のないことなのだが…う〜む。そうこうしているうちに玄関で物音がする。窓から覗くと父が外に立っていた。帽子とマスクを着用している、出かけるつもりっぽい、と言うことで声をかけた。う〜ん、テレビはつけっぱなしだし、いつも持ち歩いているポシェットも持っていない(手ぶらだ)もちろん私が声かけをしなかったらそのままスーーーッと出て行っていたであろう。これを徘徊と捉えるか?微妙だ。ただ何にも考えていないのか?家にいたくないからとりあえず出ていくのか?いく先は決めていなくて気の向くまま歩こうと思っているから何も言わないのか?思春期の私?(笑)とりあえず、私も一緒に散歩に行きたい旨を父に伝えて待ってもらった。そして歩いた。小1時間歩いて帰ってくると父は上半身裸になり扇風機に当たっていた。まだまだ役立っています、扇風機。ただ、ふと気づくと扇風機だけ回っていて父は自分の部屋でくつろいでいた。今までは台所でくつろいでいたのになぁと思っていたのだが、もしかすると最近メキメキと太ってきている父はお腹が出過ぎていて台所の椅子は座り心地が悪い?ソファでだらりとしていたい?どのみち扇風機消そうよ、と思うのだが…小うるさく言うかなぁ…。晩ご飯は鶏胸肉のマヨ焼きと牛蒡と椎茸の炊き込みご飯。お昼のお寿司で余ったガリは酢の物に混ぜた。おやつは母が買ってきたバウム、父が一番に食べていた。自分でちゃんと切り分けて食べている様子は微笑ましい。しっとり甘くて美味しかった。